Biotだけのオリジナル
リアブレーキについて
ブレーキキットを設定していく中で、「リアブレーキはどうすればいいの..?」という問題にぶつかります。しかしまずはフロントを取付ようとなりますがやはり「リアは..?」となってきます。ここでBiotではフロントブレーキの容量に合わせ、いくつかの選択ができるようブレーキキットを創りました。
ブレーキオフセットキット
純正ブレーキのシステムはそのまま使用し、純正キャリパーの許容範囲(厚さ・外径方向共に)を検討した専用ローターと車種別の専用オフセットステーを設定して、オフセットキットとして販売しています。フロントブレーキキットに比べ価格も1/3程度で簡単に容量アップができるため、便利にご利用いただけます。オフセットキットとして販売したのはBiotが初めてです。
リアブレーキキット
bremboの2Potと4Potキャリパーを使用し、車種別にブレーキキットを設定しています。リアサイドブレーキが設定時の問題点となりますが、Biotでは車種別に問題を解決し製品化しています。
リア・インナーシュータイプ
3ピースローター(ローター・ベルハウジング・インナードラムによる構成)を設計し、サイドブレーキは純正がそのまま使用できるようになっています。インナードラムはスチール製で強度を十分確保し、摩擦時のジャダー等を防ぐよう考慮されています。
リアサイドブレーキ一体タイプ
アルファード/ヴぇるファイア(AGH3#/AYH30/GGH3#)・NSX・SW・FD3S・CX5などリアブレーキキャリパーにサイドブレーキ機構が備えられている車種用に設定されています。 純正キャリパーのブレーキラインを取外し、ワイヤーによるサイドブレーキ機能のみを残し、純正キャリパー位置とは対向に専用サイドブレーキステーを使用し取付けます。純正キャリパーが装着されていた位置にはbremboキャリパーを取付け、ブレーキラインを純正同様に取付けることでbremboブレーキキットが成り立っています。 このツインキャリパーキットはbrembo純正のF360やガヤルドなどのリアツインキャリパーを除き、Biotだけの発想により創られています。
これらのリアブレーキキットは、正確な計測・詳細な取付説明書の作成(簡単に取付できるようにするため)などが必要となり、フロントブレーキキットに比べると数倍の商品開発時間を必要とします。しかしBiotでは『フロントブレーキだけでは..』『ステップアップしたいと思ったら..』などお客様からの声に応えて簡単ではありませんがリアブレーキキットに取組んでいます。1台でも多く満足のいく設定をと考えています。
製作までの流れ
ブレーキ
パーツの計測を行います。計測時間(※)は下記をご参照下さい。 -ブレーキ- |
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ブレーキキットの場合は、製作可能なキャリパーキットを検証致します。 |
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製作製品/製作日数 |
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ご入金いただき、商品手配になります。 |
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2〜3週間後に店頭でお待ちいただき、商品取付になります。 |
- 車輌のデータを計測します。計測データに合わせ、図面を作成し、車輌上での簡単な確認を行います。
- ブレーキキットを決定します。それに合わせ、計測データにもとづき開発用の検討図面を作成します。
- 検討図面をもとに詳細な個々の部品の図面を作成します。
- 各部の部品を作成します。
- 装着し、走行テストを行います。
製作風景
サスペンション
パーツの計測を行います。計測時間(※)は下記をご参照下さい。 -サスペンション- |
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ブレーキキットの場合は、製作可能なキャリパーキットを検証致します。 |
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製作製品/製作日数 |
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ご入金いただき、商品手配になります。 |
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2〜3週間後に店頭でお待ちいただき、商品取付になります。 |
- 車輌のデータを計測します。(車高・重量・単体データetc..)
- 一輪荷重を算出し、想定バネレートを仮設定し、組立図面を仮製作します。
- 各部の部品の図面を作成します。
- 各部の部品を作成します。
- 装着し走行テストを行い、バネレート等の変更・調整を行います。