Biot 特注 ブレーキローター-11 補修用ローター
こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。
▲Biot 特注ブレーキローター製作
今回の特注製作のディスクローターは、外径380㎜の補修用ローターです。
・製造メーカーが廃業等、現状の補修部品が入手困難になった。
・中古車で購入した車両に装着されていた。
・メーカーサイズ等が不明。
大半のお客さんは上記の様な事でお問い合わせを頂きます。
お車は、エスカレードでフロント用です。
お預かりしたときは、こんな状態でした。
▲エスカレードブレーキローター
今回はブレーキパッドも一緒にご注文頂きました。
現車と現品は確認できませんので、頂いた情報を元に簡単な図面を書いて、確認をいただき進めました。
▲Biotではレイアウト図面を作成
余り細かな確認事項があると大変ですので、頂いた情報から、最小限の選択部分と確認事項をお知らせして、図面で承認をいただきます。
ローター本体は、ホームページに記載されている他にもかなり設定がありますが、どうしても現状のキャリパー等のレイアウト上ローター部のみを交換されたい場合にご利用いただいております。
補修用ローターの消費が多いお客さんには、ベルハウジングを製作して補修用ローターはBiot 規格品を使用できるようにした2/3ピースローターもご提案しています。
初回はベルハウジングを製作しますので、少し費用が掛かりますが、二回目以降は補修用ローターの価格はかなり安価にご購入いただけます。
輸入車は、純正でダストが多く、低ダストパッドに交換すると、効きが悪くなり鳴きが発生する様になります。
低ダストパッドを装着して、期待通りのパフォーマンスを得るには、ローターを交換するのが一番です。
Biot 補修用ローターは、パッドと同じように、低ダストで鳴きの発生を抑える様に開発されています。
▲Biot ブレーキパッド envie
ご希望によりますが、ローターの組替までを行ってお送りしております。
▲Biot ではエスカレードのローターを組付け
ローターは組付けが終わったら、製品と同じ様に三次元測定機で精密測定を行います。
▲Biot では全商品三次元測定機で精密測定
今回のローターは、2ピースローターでしたが、ベルハウジングとブロックナットの間にコの字型のプレートが入っていました。
▲エスカレードブレーキローター
組み立て後の精度に大きく影響し、プレートとベルハウジングの間に摩耗したパッドやローターのダストが詰まっていて取り外して洗浄し組付けしました。
▲エスカレードブレーキローター
このプレート洗浄だけで、組付け平行度は5/100i以上改善しました。
詳しくは、特注ローター製作をご覧ください。
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