ホーム>Biot Blog

Biot Blog

SUBARU BRZ ZD8 ブレーキキット 製作開始

こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。
 
 
20242107311.jpg
 
▲BiotではBRZのブレーキパーツを製作
 
 
 
フロントは、純正で293φの片押し2Potキャリパーが装着されています。
 
20241255347.JPG
 
▲BRZ ZD8純正フロントブレーキ
 
リアは、純正で290φの片押しキャリパー1Potが装着されています。
 
202412553435.JPG
 
▲BRZ ZD8純正リアブレーキ
 
 
ナックル取付部の形状、各部寸法を計測します。
 
20241255352.JPG
 
▲SUBARU BRZ 純正フロントナックル
 
リアは、インナーシュー、バックプレートの形状も詳細に計測します。
 
202412553526.JPG
 
▲SUBARU BRZ 純正リアナックル
 
 
ブレーキラインは、装着状態、取付部、単体計測を行います。
 
202412553552.JPG
 
▲Biotでは純正ブレーキラインを計測
 
 
 
レイアウト画像、単体画像等の資料を製作後、リバースエンジニアリングで各部品、取付部を図面化します。
 
部品を設計する上で、この作業はとても重要な役割を果たします。
 
 

LEXUS LC500 純正交換 3ピースローター リア

こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。
 
202411635024.jpg
 
▲Biot 純正交換3ピースローター リア LEXUS LC500 レッドアルマイト
 
サイズは、リア359φで、純正交換タイプですので外径、厚さは純正と同じです。
 
純正キャリパーは、リア4Pot のLEXUSキャリパーが採用されています。
 
202411635129.JPG
 
▲BiotではLC500のブレーキディスクローターを製造しています
 
 
 
202411635151.JPG
 
▲Biot 純正交換3ピースローター ドリルド Ver.1 
 
 
Biot では、専用のディスクローターを設定し、あらゆる部分を専用設計することで、純正ローター以上の軽量化を実現しています。
 
 
軽量化に際し、必要部分はきちんと押さえ、強度、耐久性は十分に確保しています。
 
202411635215.JPG
 
▲Biot では全て自社設計、自社規格で製作
 
 
汎用性を持たせない専用のディスクローターは、自社設計、自社制作以外では、簡単にはできません。
全てを同じスタンスで製作すると、莫大な数量の在庫が必要となるからです。
 
Biot では、データーを確認し一つ一つ見直しを行い、軽量化も含め、日々より良い製品づくりに取り組んでいます。
 
 
パーキングブレーキは通常リアブレーキについていますので、リアローターは、ベルハウジング、ディスクローター、インナードラムで3ピースローターになります
 
202411635553.jpg
 
▲リアインナーシューレイアウト
 
 
20241163548.JPG
 
▲Biot 純正交換3ピースローター ドリルド Ver.1 
 
 
ブレーキラインを交換されたい場合は、別途純正交換タイプをお求めいただけます。
 
202411635343.jpg
 
▲Biot 純正交換ブレーキライン LC500
 
 
 
組付け後は、三次元測定機で精密測定を行い発送します。
 
202411635325.JPG
 
▲Biot では全品三次元測定機で精密測定
 
 
 
最後に取付説明書と取扱説明書を入れて終了です。
 
20241163537.JPG
 
▲Biot では全商品取扱説明書を付属
 
 
 
 
 
 
 
 

Biot リアオフセットキット LEXUS NX A#Z10/15 330φ

こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。
 
2024112115836.jpg
▲Biot リアオフセットキット LEXUS NX A#Z10/15 330φ 硬質アルマイト仕様
 
 
純正サイズは281φの1ピースローターです。
 
2024112115931.JPG
 
▲Biot ではLEXUS NXのブレーキディスクローターを製造しています
 
 
 
 
Biot では、330φのリアオフセットキットが設定されています。
 
20241121203.JPG
 
▲Biot リアオフセットキット LEXUS NX 330φ
 
 
各純正部品の図面作成/リバースエンジニアリングを行うのと同時に、手作業ですがキャリパーの設定最大径を計測します。
 
202411212035.JPG
 
▲Biotでは設定サイズを確認
 
純正から想定できる同じ厚さのローターに、キャリパーとブレーキパッドを仮装着して、パッド上面がローター外径から出ないサイズを検討します。
 
 
ローター素材は、Biot 製のFC-Rです。
 
標準仕様は8本スリットローターです。
 
 
LEXUS NXは電動パーキングブレーキです。片押しキャリパーがパーキングブレーキを兼用しているタイプです。
 
202411212734.jpg
 
▲Biotでは電動パーキングブレーキに対応
 
 
アルミ製ベルハウジングとローター部で、2ピース構造になっています。
 
202411212220.JPG
 
▲Biot リアオフセットキット用ローター LEXUS NX 330φ
 
 
 
ブレーキラインは、純正がそのまま使用できます。
 
202411212237.JPG
 
▲Biot では純正ブレーキラインの装着確認
 
ブレーキラインを交換されたい場合は、別途純正交換タイプをお求めいただけます。
 
 
 
 
オフセットステーやボルト類は、全て計測して画像で保存します。
 
202411212613.JPG
 
▲Biotでは全品付属部品を計測
 
オフセットステーはボルトのネジ部の確認のため、ねじ込み確認を行っています。
 
202411212554.JPG
 
▲Biotでは全品付属部品を計測
 
付属品、オフセットステーは重量を計測しています。
 
202411212533.JPG
 
▲Biotでは付属部品の重量を計測
 
ローターは組付けが終わったら、三次元測定機で精密測定を行います。
 
202411212518.JPG
 
▲Biot では全商品三次元測定機で精密測定
 
 
最後に取付説明書と取扱説明書を入れて終了です。
 
20241121252.JPG
 
▲Biot では全商品取扱説明書を付属
 
 
詳しくは、リア ブレーキオフセットキットをご覧ください。
 
 
【関連記事】当ブログの中の「LEXUS」に関する記事一覧

Biot リアオフセットキット MAZDA RX-7 FC3S 310φ

こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。
 
2024111123147.jpg
▲Biot リアオフセットキット RX-7 FC3S 310φ
 
 
純正サイズは、273φの1ピースローターです。
 
2024111123216.jpg
 
▲Biot ではMAZDA RX-7 FC3Sのブレーキディスクローターを製造しています。
 
 
FC3S用のリアオフセットは、データーを再計測して、ローター径を314φから310φへ仕様変更して再設定しています。
 
 
 
Biot では、310φのリアオフセットキットが設定されています。
 
2024111123654.JPG
 
▲マツダ RX-7 FC3Sのリアオフセットキット
 
各純正部品の図面作成/リバースエンジニアリングを行うのと同時に、手作業ですがキャリパーの設定最大径を計測します。
 
純正から想定できる同じ厚さのローターに、キャリパーとブレーキパッドを仮装着して、パッド上面がローター外径から出ないサイズを検討します。
 
 
ローター素材は、Biot 製のFC-Rです。
 
標準仕様は8本スリットローターです。
 
 
2024111124421.JPG
 
▲Biot リアオフセットキット2ピースローター FC3S 310φ
 
 
 
パーキングブレーキは通常リアブレーキについていますが、片押しキャリパーがパーキングブレーキを兼用しているタイプです。
2024111124943.JPG
 
▲Biotでは純正パーキングブレーキに対応
 
 
 
 
アルミ製ベルハウジングとローター部で、2ピース構造になっています。
 
2024111124513.JPG
 
▲Biot リアオフセットキット2ピースローター FC3S 310φ
 
 
ブレーキラインは、純正がそのまま使用できます。
 
ブレーキラインを交換されたい場合は、別途純正交換タイプをお求めいただけます。
 
2024111124620.JPG
 
▲FC3S 純正ブレーキライン
 
オフセットステーやボルト類は、全て計測して画像で保存します。
 
202411112337.JPG
 
▲Biotでは全品付属部品を計測
 
オフセットステーはボルトのネジ部の確認のため、ねじ込み確認を行っています。
 
2024111123324.JPG
 
▲Biotでは全品付属部品を計測
 
付属品、オフセットステーは重量を計測しています。
 
2024111123343.JPG
 
▲Biotでは付属部品の重量を計測
 
ローターは組付けが終わったら、三次元測定機で精密測定を行います。
 
2024111123445.JPG
 
▲Biot では全商品三次元測定機で精密測定
 
 
最後に取付説明書と取扱説明書を入れて終了です。
 
202411112353.JPG
 
▲Biot では全商品取扱説明書を付属
 
 
詳しくは、FC3S リア ブレーキオフセットキットをご覧ください。
 
 

Biot リアオフセットキット NISSAN フェアレディーZ S130 302φ

こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。

202312318441.jpg

Fairlady Z S130 リアオフセットキット 302φ

 

 

202312318469.jpg

▲Fairredy Z S130 リアオフセットキット 302φ

 

純正サイズは258φの1ピースローターです。

2023123184722.JPG

▲Biot ではフェアレディーZ S130のブレーキディスクローターを製造しています。

 

Biot では、302φのリアオフセットキットが設定されています。

2023123184515.JPG

▲Fairlady Z S130 リアオフセットキット 302φ

 

 

各純正部品の図面作成/リバースエンジニアリングを行うのと同時に、手作業ですがキャリパーの設定最大径を計測します。

 

純正から想定できる同じ厚さのローターに、キャリパーとブレーキパッドを仮装着して、パッド上面がローター外径から出ないサイズを検討します。

 

ローター素材は、Biot 製のFC-Rです。 標準仕様は8本スリットローターです。

 

パーキングブレーキは通常リアブレーキについていますが、片押しキャリパーがパーキングブレーキを兼用しているタイプです。

 

▲Biotでは純正パーキングブレーキに対応

 

アルミ製ベルハウジングとローター部で、2ピース構造になっています。

202312318482.JPG

▲Biot 2ピースローター S130 リアオフセット用

 

ブレーキラインは、純正は再使用できませんので、別途製作、またはご購入が必要です。

今回は、少し長い純正交換タイプを使用されていたので、再使用しました。

2023123184839.JPG

▲ブレーキライン交換

 

 

 

2023123184929.JPG

▲Fairredy Z S130 リアオフセットキット 302φ 装着

 

詳しくは、リア ブレーキオフセットキットをご覧ください。

 

【関連記事】当ブログの中の「商品開発」に関する記事一覧

 

東京都瑞穂町自動車パーツBiotでは、物作りを一緒にやってみたい人を探しています。

特注ブレーキローター-19 TOYOTA Vitz NCP13

こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。

202312317626.jpg

▲Biot 特注ブレーキローター製作

 

今回の特注製作のディスクローターは、外径300㎜の2ピースローターです。

お車は、Vitz NCP13、PCD100/4Hです。

純正は、255mmの1ピースローターです。

 

純正部品、社外キャリパーをお預かりしてのご依頼でした。

2023123171054.JPG

▲TOYOTA Vitz NCP13 純正ナックル

2023123171114.JPG

▲TOYOTA Vitz NCP13 純正ナックル

2023123171142.JPG

▲社外 2Potキャリパー

 

現車の確認できませんので、頂いた情報を元に簡単な図面を書いて、確認をいただき進めました。

余り細かな確認事項があると大変ですので、頂いた情報から、最小限の選択部分と確認事項をお知らせして、図面で承認をいただきます。

承認をいただいたからといって、装着できないものを製作しては、お受けする仕事として成立しませんので、こちらでは十分に考慮してお客様の負担を減らした内容で進行している感じになります。

 

ローター本体は、ホームページに記載されている他にもかなり設定があります。

その中から選んで使用する方が、次回ローターが消耗した際にも、安価で早くローターを購入いただくことができます。

もちろん適合が無い場合には、単品でも製作することは可能です。

今回は、ローター本体(補修用ローター)は、Biotの既存品の中から選択していただいて、ベルハウジングのみを製作しました。

2023123172554.jpg

▲Biot 補修用ローター BR.R3.300-22

 

ご確認いただいた簡単な承認用図面を元に、ベルハウジングは、車種からハブ外径を考慮して、装着可能な形状と寸法で設計します。

2023123172617.JPG

▲Biotでは特注ベルハウジングを製作

 

Biot では、専用のディスクローターを設定し、あらゆる部分を専用設計することで、純正ローター以上の軽量化を実現しています。

 

軽量化に際し、必要部分はきちんと押さえ、強度、耐久性は十分に確保しています。

2023123172641.JPG

▲Biot では全て自社設計、自社規格で製作

 

汎用性を持たせない専用のディスクローターは、自社設計、自社制作以外では、簡単にはできません。

全てを同じスタンスで製作すると、莫大な数量の在庫が必要となるからです。

Biot では、データーを確認し一つ一つ見直しを行い、軽量化も含め、日々より良い製品づくりに取り組んでいます。

輸入車は、純正でダストが多く、低ダストパッドに交換すると、効きが悪くなり鳴きが発生する様になります。

低ダストパッドを装着して、期待通りのパフォーマンスを得るには、ローターを交換するのが一番です。

 

Biot gout2ピースローターは、パッドと同じように、低ダストで鳴きの発生を抑える様に開発されています。

ローターは組付けが終わったら、三次元測定機で精密測定を行います。

202312317274.JPG

▲Biot では全商品三次元測定機で精密測定

 

製作したローターとお預かりしているナックルで装着確認を行います。

2023123172756.JPG

▲Biotでは組付け確認を実施

 

最後に取付説明書と取扱説明書を入れて発送しました。

 

 

装着時の画像を送っていただきました。

2023123173241.JPG

▲TOYOTA Vitz NCP13 フロントブレーキ装着

2023123173212.JPG

▲TOYOTA Vitz NCP13 フロントブレーキ装着

 

 

詳しくは、特注ローター製作をご覧ください。

 

【関連記事】当ブログの中の「特注製作」に関する記事一覧

 

東京都瑞穂町自動車パーツBiotでは、物作りを一緒にやってみたい人を探しています。

Biot リアオフセットキット TOYOTA PRIUS PHV ZVW52 342φ

こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。

2023123155811.jpg

▲Biot リアオフセットキット 342φ プリウス PHV

 

 

純正サイズは、259φの1ピースローターです。

2023123155857.JPG

▲Biot ではZVW52のブレーキディスクローターを製造しています。

 

Biot では、342φのリアオフセットキットが設定されています。

202312316036.JPG

▲Biot リアオフセットキット PRIUS ZVW52 342φ

 

 

 

各純正部品の図面作成/リバースエンジニアリングを行うのと同時に、手作業ですがキャリパーの設定最大径を計測します。

純正から想定できる同じ厚さのローターに、キャリパーとブレーキパッドを仮装着して、パッド上面がローター外径から出ないサイズを検討します。

ローター素材は、Biot 製のFC-Rです。

標準仕様は8本スリットローターです。

 

 

 

パーキングブレーキは通常リアブレーキについていますが、片押しキャリパーがパーキングブレーキを兼用しているタイプです。

2023123161242.JPG

▲Biotでは純正パーキングブレーキに対応

202312316355.JPG

▲Biotでは純ホイールの装着確認

 

アルミ製ベルハウジングとローター部で、2ピース構造になっています。

 

 

ブレーキラインは、純正がそのまま使用できます。

ブレーキラインを交換されたい場合は、別途純正交換タイプをお求めいただけます。

202312316427.JPG

▲Biot 純正交換ブレーキライン

 

オフセットステーやボルト類は、全て計測して画像で保存します。

202312316452.JPG

▲Biotでは全品付属部品を計測

 

オフセットステーはボルトのネジ部の確認のため、ねじ込み確認を行っています。

202312316512.JPG

▲Biotでは全品付属部品を計測

 

付属品、オフセットステーは重量を計測しています。

202312316537.JPG

▲Biotでは付属部品の重量を計測

 

ローターは組付けが終わったら、三次元測定機で精密測定を行います。

20231231660.JPG

▲Biot では全商品三次元測定機で精密測定

 

最後に取付説明書と取扱説明書を入れて終了です。

202312316635.JPG

▲Biot では全商品取扱説明書を付属

 

詳しくは、リア ブレーキオフセットキットをご覧ください。

Biot では、常時、各部品の取り付け、特注品の製作を行っています。

 

 

【関連記事】当ブログの中の「PRIUS」に関する記事一覧

 

2023123162156.JPG

▲PRIUS ZVW52 PHV リアオフセットキット装着車輛

 

東京都瑞穂町自動車パーツBiotでは、物作りを一緒にやってみたい人を探しています。

HONDA S660 JW5 ブレーキキット 製作開始

こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。

202373133159.jpg

▲BiotではS660のブレーキパーツを製作

 

 

フロントは、純正で260φの1Potキャリパーが装着されています。

202373133226.JPG

▲S660純正フロントブレーキ

 

リアは、純正260φの片押しキャリパーが装着されています。

202373133245.JPG

▲S660純正リアブレーキ

 

リアキャリパーは、片押しキャリパーとパーキングブレーキになっています。

20237313335.JPG

▲JW5純正リアブレーキ

 

S660は、純正でフロント、リアともにソリッドローターが採用されています。

 

ワイヤーと純正ブレーキラインの取り回し、固定方法等をよく確認、計測します。

202373133331.JPG

 

202373133351.JPG

 

キット設定の際、なるべく純正再利用できるようにし、装着作業時や装着後の 使用状況でトラブルが発生するのを防止します。

 

ナックル取付部の形状、各部寸法を計測します。

20237313349.JPG

▲S660純正ナックル

 

ブレーキラインは、装着状態、取付部、単体計測を行います。

202373133432.JPG

▲Biotでは純正ブレーキラインを計測

 

レイアウト画像、単体画像等の資料を製作後、リバースエンジニアリングで各部品、取付部を図面化します。

 

部品を設計する上で、この作業はとても重要な役割を果たします。

 

【関連記事】当ブログの中の「商品開発」に関する記事一覧

特注ブレーキローター-18 NISSAN KGC10

こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。

20233619235.jpg

▲Biot 特注ブレーキローター製作

 

今回の特注製作のディスクローターは、外径276㎜の2ピースローターです。

お車は、NISSAN KGC10、PCD114.3/4Hです。

純正は、274mmの1ピースローターです。

20233619456.JPG

▲BiotではKGC10の純正ローターを計測

 

寸法を指定されてのご依頼でした。 現車と現品は確認できませんので、頂いた情報を元に簡単な図面を書いて、確認をいただき進めました。

余り細かな確認事項があると大変ですので、頂いた情報から、最小限の選択部分と確認事項をお知らせして、図面で承認をいただきます。

承認をいただいたからといって、装着できないものを製作しては、お受けする仕事として成立しませんので、こちらでは十分に考慮してお客様の負担を減らした内容で進行している感じになります。

ローター本体は、ホームページに記載されている他にもかなり設定があります。

その中から選んで使用する方が、次回ローターが消耗した際にも、安価で早くローターを購入いただくことができます。

もちろん適合が無い場合には、単品でも製作することは可能です。

 

今回は、ローター本体(補修用ローター)は、Biotの既存品の中から選択していただいて、ベルハウジングのみを製作しました。

ご確認いただいた簡単な承認用図面を元に、ベルハウジングは、車種からハブ外径を考慮して、装着可能な形状と寸法で設計します。

 

さらに今回は、130Zのハブを流用して使用するとのことで、130Zのハブに装着できる内径、組付け穴のPCDをKGC10の純正と変更して専用品を設計、製作しました。

20233619614.JPG

▲Biotでは特注ベルハウジングを製作

 

20233619719.JPG

▲BiotではKGC10の純正部品を計測

 

20233619739.JPG

▲Biotでは130Zの純正部品を計測

 

Biot では、専用のディスクローターを設定し、あらゆる部分を専用設計することで、純正ローター以上の軽量化を実現しています。

 

軽量化に際し、必要部分はきちんと押さえ、強度、耐久性は十分に確保しています。

2023361982.JPG

▲Biot では全て自社設計、自社規格で製作

 

汎用性を持たせない専用のディスクローターは、自社設計、自社制作以外では、簡単にはできません。

全てを同じスタンスで製作すると、莫大な数量の在庫が必要となるからです。

Biot では、データーを確認し一つ一つ見直しを行い、軽量化も含め、日々より良い製品づくりに取り組んでいます。

Biot gout2ピースローターは、パッドと同じように、低ダストで鳴きの発生を抑える様に開発されています。

 

ローターは組付けが終わったら、三次元測定機で精密測定を行います。

20233619837.JPG

▲Biot では全商品三次元測定機で精密測定

 

最後に取付説明書と取扱説明書を入れて発送しました。

詳しくは、特注ローター製作をご覧ください。

【関連記事】当ブログの中の「特注製作」に関する記事一覧

 

Biot では、併設された工場で、常時、各部品の取り付け、特注品の製作を行っています。

東京都瑞穂町自動車パーツBiotでは、物作りを一緒にやってみたい人を探しています。

Biot リアオフセット MITSUBIAHI EVO Ⅹ/CZ4A リア 355φ

こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。

202312013919.jpg

▲Biot リアオフセット MITSUBIAHI EVO Ⅹ/CZ4A リア 355φ

 

純正サイズは、330φの1ピースローターです。

202312013106.JPG

▲Biot では CZ4Aのブレーキディスクローターを製造しています

 

Biot では、355φのリアオフセットキットが設定されています。

2023120131133.JPG

▲Biot リアオフセット エボ10 Ⅹ/CZ4A リア 355φ

 

 

各純正部品の図面作成/リバースエンジニアリングを行うのと同時に、手作業ですがキャリパーの設定最大径を計測します。

純正から想定できる同じ厚さのローターに、キャリパーとブレーキパッドを仮装着して、パッド上面がローター外径から出ないサイズを検討します。

ローター素材は、Biot 製のFC-Rです。 標準仕様は8本スリットローターです。

パーキングブレーキは通常リアブレーキについていますので、リアローターが3ピースローターになります。

▲Biotでは純正パーキングブレーキに対応

 

アルミ製ベルハウジングと専用インナードラムとローター部で、3ピース構造になっています。

ブレーキラインは、純正がそのまま使用できます。

ブレーキラインを交換されたい場合は、別途純正交換タイプをお求めいただけます。

 

オフセットステーやボルト類は、全て計測して画像で保存します。

2023120131311.JPG

▲Biotでは全品付属部品を計測

 

オフセットステーはボルトのネジ部の確認のため、ねじ込み確認を行っています。

2023120131347.JPG

▲Biotでは全品付属部品を計測

 

付属品、オフセットステーは重量を計測しています。

2023120131421.JPG

▲Biotでは付属部品の重量を計測

 

ローターは組付けが終わったら、三次元測定機で精密測定を行います。

2023120131512.JPG

▲Biot では全商品三次元測定機で精密測定

 

最後に取付説明書と取扱説明書を入れて終了です。

2023120131629.JPG

▲Biot では全商品取扱説明書を付属

 

詳しくは、リア ブレーキオフセットキット EVO Xをご覧ください。

【関連記事】当ブログの中の「EVO」に関する記事一覧

東京都瑞穂町自動車パーツBiotでは、物作りを一緒にやってみたい人を探しています。

ページ上部へ